私は現実逃避が得意です。
↑こんな台詞は一見、ネガティブな印象を受けますが
私にとっての現実逃避の術は
生きていく処世術(大げさ?)と言いますか
落ちて沈み込まないための
ポジティブシンキングなのであります。
とは言っても現実そのものから逃げるわけではなく
現実について『考えること』から逃げるのです。
現状をあれこれ悩んでも気持ちが落ちるばかりで何も解決しないし
「考えるのを止めよう」としたところで
悩みに対して脳は引き寄せられていくものらしく
気がつくとその嫌な思考に囚われてしまいます。
なので考えることから『逃げる』のです。
どうやって『逃げる』のか・・・。
一番簡単なのは『妄想』ですね。
嫌な思考に陥りがちなのは、
寝床に入ってから眠りにつく間だったり、
お風呂で洗髪している時だったり
ヨーカドーのレジに並んでいる時だったり。。。
ふと、悩みに落ちそうになる前に
妄想スイッチオン!!
今までで一番遠くまで逃避出来たのは
時代物の小説にはまりながらの江戸時代へのスリップでした。
藤沢周平にはどれほどお世話になったことか。
落ち込むたびに、藤沢作品を手にとっては
「私は生まれる時代を間違った」
「なぜ私は江戸時代の町娘じゃないのだろうか」
「おとっつぁん、おゆきは蘭学を学びたいのです」
「おとっつぁん、おゆきを許しておくれ」
「おとっつぁん、おゆきはおとっつぁんのそばにいるよ」
いつしか私の脳内からは悩みが追いやられ、どうでもいい内容ではあるけど脳内ホルモンは活性化される妄想が泉の如く溢れ、現実逃避の術が遂行されるのです。
そのばかばかしさに気づく頃、現実の悩みもなんとなく喉元を過ぎ、冷静に考えたり対処出来たりするってな按配です。
かつての知り合いは「寅さんになる」妄想術を披露してくれました。
自分が寅さんになり、各地を旅しながらマドンナと恋に落ちるそうで
これはなかなか秀逸だなぁと感心しました。
さくら役は是非私でとお願いしたりね。
でも本当に苦しいときの私は
一切の思考が止まりましたね。
思考が止まるとどうなるか。
ただただ「眠る」。
あのときは本当によく寝たなぁ・・・。
で、目覚めと同時に解決への扉を開いたんだっけ。
悩んでる最中にもがいたって沼地にはまり込むだけさ。
自分で自分が見えてない状態であれこれ考えたって
答えは何も出てきやしない。
まずはその不穏な雲が立ち去るまでの時間稼ぎ。
私の人生は私の心が作っていくのだから。
で、今現在。
ぼやーんと嫌な思考が私を取り巻き始める気配が・・・。
や、やばい。
さて、どこに逃避しよう?
逃避先を思うとちょっと楽しくなったり?
沈み込む前に妄想スイッチ入れなくちゃ!!
最近のコメント