2008年6月18日 (水)

人に歴史あり~祖母編

今日は私の祖母のお話。

去年もこの季節に祖母のことを書いているので

ナゼかしらそんな風に祖母を感じる季節なのだな。

不思議。

元気とはいえ、後期も後期の高齢者。

ほっておくとすぐ老人鬱になっちゃうからね、

私の役目は2日に1度くらい訪問して

おしゃべり&ゴミの分別。

今日のおしゃべりは、いやいつもなんですが

昔話がメインでね。

とくに今日は写真までひっぱりだす盛り上がりぶり。

朝、薬を飲んだのか思い出せなくても

バスガールをしていた時の運行経路は思いだせるんだから

脳と記憶の摩訶不思議よね。

で、祖母も私も大のお気に入りの一枚がこちら。

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職業婦人ですよ。

祖母の働きで一家を支えていたそうな。

当時はかなりの高給取り。

車庫は新宿、コマ劇場あたり。

2.26事件で通行止めになった話は

もう100回は聞きました。。。。。

  

  

稼ぎのほとんどが家計に取られる生活でも

青春はしっかり謳歌していたようで。

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モガですよ。

昭和初期にこの露出。

やるな。

 

 

そしてやってくる戦争の闇。。。

これはもう歴史的写真です。

感慨深い一枚。

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会社の仲間の出征を励ます会だそうで。。。

これではよくわかりませんが

写真を肉眼で見ると、みんな笑顔なんですよね。

まるで誕生会か何かみたいに。

現代人には想像のつかない心境です。

 

 

祖母は戦時中は山梨に疎開していたので

生々しい戦争体験はあまりないようです。

ただ、B29が東京に向かって飛んでいく空は見ていたようです。

  

  

そして祖母のお気に入りをもう一枚。

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「これ祖母ろんがいくつぐらいの時?」

「そうねぇ、いくつだったかねぇ、それ地毛で結ってるのよ」

「あ、地毛。ふーん。で、いくつ?二十歳くらい?」

「そうだねぇ。そのくらいだねぇ。今のあんたくらいだよ。」

「・・・。祖母ろん、あたしもうすぐ40だよ」

「ええっ??大きくなったんだね~あははははは~」

 

 

氷川きよしが30くらいだということは認識出来ても

孫が40だということは認識出来ない

脳と記憶の摩訶不思議かな。 

 

 

 

私と祖母の間には

新しい会話など何ひとつない。

祖母の記憶の扉を一緒に開き

果てしなく広がる思い出の断片を

拾ってみたり眺めてみたり流してみたり。

「思い出話」ばかりするのは

それだけ過去が輝いていたから。

何百回でも何千回でも何万回でも

同じ話しを聞いてやる。

私の脳に祖母の人生降り積もれ。。。

 

 

こんなよく出来た孫の私より

きよしLOVEな祖母。

私の顔見て開口一番

「今日きよしないの?(テレビ出演のことね)」

って聞かないでね。

 

 

 

そして今日も祖母は窓辺に花を飾る。6月。

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2008年5月12日 (月)

ははのひ、あははのひ。

良い母の日であった。

実母にも義母にも花を贈り

2人の笑顔に私も癒された。

そして思う。

私がこの日に花を貰う日は

来ないんだなと。

私はこれから先も送る側。

永遠の子供。永遠の娘。

それもまた私らしくて悪くない。

永遠の娘を極めたいと

母たちの笑顔を見て思う。

ははの日、あははの日。

ずっと一緒にあははと笑って。

私が2人を笑わせるから。

ずっとそばにいて。

私が2人から離れないから。

いい年して究極のマザコン娘なんて

笑っちゃうね。

あははのはは♪

 

 

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@keikorosegarden

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2007年5月25日 (金)

窓辺のたんぽぽ

ここ最近、祖母の所に週2回のペースで通っている。

祖母は同じ市内に、自分の息子(私の叔父)と2人で住んでいる。

家事の一切をこなし、おしゃれにもうるさい現役バリバリの88歳。

今いくつだっけ?と聞くと「86歳」とさして変わりのないサバを読む88歳。

デコルテラインの大きめのほくろが気に入らないからと、肌色の絆創膏で隠す88歳。

枯れてない88歳。

相変わらず祖母は私にのどしめしを用意してくれているのだが、最近様子がちとおかしい。

アイスクリームが冷蔵庫に入っていて、コーヒーゼリーが冷凍庫に入っている。当然アイスは融けていて、カップの中でたぷたぷ言っている。

「ちょっと、これ融けてるよぉ」

私としては、若干ヨーグルトのパッケージに似ていたアイスなので、まぁそういう間違いもあるだろうと思ったし、「あら、アイスだったのね、間違えちゃったわ、あはは~、じゃまた冷やしておこうね」みたいな会話が続くと思っていたら、祖母はこうのたまった。

「だったら飲んだらいい」

  

  

飲めるかっ!と一喝し、冷凍庫にアイスを入れると、すかさずカッチカチに固まったコーヒーゼリーを私に突き出し、

「じゃ、あんたこっち食べなさい」

  

  

ま、これも食えるかっ!と一喝してやりましたけどね。

さすがの88歳もちょっとづつボケて来ました。

でもやっと標準のような気もして、それが可愛く思えたりもします。

耳は遠くないし、トイレもさほど近くないけど、やはり足がだんだん弱ってきているのは否めません。最近は、買い物時にはシルバーカーを押しながらでないと歩けないし、誰かいるときは誰かの腕に掴まらなければ歩けません。

そんな祖母が先日、シルバーカーを押しながらの買い物帰りに、道端から掘り起こしてきたのがこれ。

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たんぽぽ。

あまりに立派で可愛かったから、石と手で掘ってきたんだとか。

で、プリンの空き容器に植えて、ほじった石を添えてみたと。

私が祖母宅に行ったのが午後。

午前中はしっかりと開いていたんだそう。

きっと、陽のあたる外から、いきなり部屋の中に連れて来られて、たんぽぽもびっくりして閉じちゃったのね。

花は閉じても凛と伸びた茎と葉は生命力の証だ。

だけど、たんぽぽはきっと野生じゃないと生きていけない。

祖母だってそんなことは知っている。

でも目の前のかわいい花を連れて帰りたいという衝動と、そうする行動が祖母にとっての生命力なのだ。

部屋を花で飾り、女性であることを忘れないでいる。

それが長生きの秘訣なのかもしれない。

たとえ今日が何曜日なのかわからなくても、ゴミの分別が今ひとつ理解出来なくても、そんなことは『生きていくこと』に影響はない。

この窓辺のたんぽぽも、枯れたらきっとまた新しいたんぽぽを探すのだろう。「生活のエッセンス」を絶やさない。無意識にそれをしている祖母にちょっと感心。。。なのだった。

 

 

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2006年9月22日 (金)

のどしめし

87歳の祖母におうちに呼ばれていくといつも

「さあ、おあがんなさい。のどしめしだから」

と言って、アイスを出してくれます。

祖母は自分もアイスが大好き。

自分の感性で好きなアイスのファミリーパックを買い、常備している様子。

どちらかと言えば、いかにもおばあちゃん的なアイスより

今風なほうが好きみたい。

ハーシーズのチョコバーだったり、うまか棒だったり、スイカバーだったり。

で、何はともあれまずのどを潤しなさいよと3個くらいくれる。

おなかこわしちゃうよ。

と言っても、若いんだから大丈夫。って

そりゃ、あなたより若いけどさ。

もう38だよ、あたし。

そう言っても、

ほおら、若いじゃない。

と、らちがあかないので、あっち向いてる間にこっそり

冷凍庫に戻す孫の私。

でもね、私はこの「のどしめし」って言葉が好き。

「のどを潤す」の名詞。

「のどしめしを召し上がれ」ってなんか粋な言い回しだなぁ。

結局私は祖母の話を聞きながら、のどしめしっぱなしなんだけど

祖母が用意してくれるアイスとお茶は最高のおやつなのです。

で、先日の「のどしめし」は

         

メロンアイス!!

これ超懐かしいよ~。

と、若干興奮する私。

懐かしいって、これ最近のものじゃないの?と聞く祖母。

最近じゃないよ、だって私の子供の頃のだもーん。

なら、最近だよ。

祖母よ、あなたにはかなわないわ。

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2006年7月16日 (日)

怒涛の4日間!!

13日木曜日!義母と観劇。

14日金曜日!甥っ子の保育園お迎え代打。

15日土曜日!隣町の夏祭りにお囃子で参加。

16日日曜日!今日!誕生日!!

なんかいっつも暇でゆるゆるなのに、この誕生日周辺で物凄く忙しくなってしまったよ~。

1週間に1回イベントがあればいい方の毎日なのに、なんで?ってくらいあたふたばたばた。

甥っ子のお迎え代打は、車で1時間弱の場所に私の運転で母と行きました。もう可愛くてしかたない甥っ子のためなら例え火の中渋滞の中。ダッシュで駆けつける伯母ばかちゃん。弟夫婦の帰宅までみっちり5時間。甥っ子の可愛さにメロメロノックダウンなのでした♪

隣町の夏祭りは、雨雨雨!山車はあるけどお囃子がいない隣町にお囃子連が呼ばれての参加だったのですが、とにかく雨!もうずぶ濡れ。太鼓を始めて半年の私はまだまだ緊張するし、体力は消耗していくし、もうぐだぐだ。太鼓を叩いているときは山車に乗ってるから楽なんだけど緊張する。山車を曳いてるときはリラックスしてるけどびしょ濡れでへとへと。1日ぐったり疲れました・・・。気がつきゃ声枯れてるし。

そして今日。

私の誕生日。

なっちゃったよ。38歳。てへ。

外見は目指せ28歳。内面は目指せ18歳。

これが今年の目標だね。目標はあくまで目標だから。

そんな今日は両親詣で。

私の両親の顔を見て「私もずいぶん大きくなりました」と心で言い

相方の両親の顔を見て「もう若くない嫁ですがこれからもよろしくです」と心で言っておきました。

で、今宵の夕食はファミレス。

正式なお祝いは後日してくれるという相方が今日もご馳走してくれました。         

ファミレスに行くと私はなぜかBLTサンドが食べたくなるんだよね。

ここ最大手のファミレスのBLTサンドはレタスがたっぷりしゃきしゃきでとっても美味しい。辛いもの好きの私はタバスコをたっぷりかけて満足。

今年も有意義な誕生日で嬉しい限りです。

それから、誕生日メールみんなありがとうね。

私は幸せ者です♪

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2006年2月 6日 (月)

姉へのお願い

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去年の今頃、腎臓の病気で入院した私の姉のももさん。

今年はすっかり元気になられて

茶の間(実家のね)のカーテンレールボックスの上に飛び乗り

お調子に乗るお姿はなんとも華麗。

冬毛も豊かにピンクの首輪が映えること。

元気になってよかったね。

ももさん、今日もあなたの顔見たさに

実家に寄ってしまいました。

これからも、私のよき姉でいてくださいにゃ。

しょっちゅう顔を出す私に

「なんだゆきみか」

というがっかりした様子をあからさまにださないように

お願いしますにゃ。

こたつでももさんを踏むのはわざとじゃないので

怒らないでくださいにゃ。

てじなーにゃ。

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2005年12月 7日 (水)

どっちがどっち?

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母と私。

さてどっちが母でどっちが娘?

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2005年12月 3日 (土)

看板猫

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母と久しぶりに園芸ショップに行った。

母はちょくちょく来ているらしく、慣れた様子で砂利敷きの駐車場に車を滑り込ませる。

「いらっしゃいませ」

車から降りるとすぐに

看板猫が紳士的なお出迎えをしてくれた。

ハリのある艶やかな「にゃーーー」という声は

冬毛のふっくらした体にとてもマッチしている。

アメリカンショートヘアがかかっている雑種だろうか。

育ちが良さそうだけどわが道を行く風で、

繊細な毛並みなのに頑丈そうで、

客を選ぶけれど仕事はこなす。

そういった幾多の貫禄を持ち合わせた看板猫の思わぬ接客に、

猫寄り人間の私たちが素通りするわけがない。

母はすぐさま、しゃがみこみ背中をぐりぐり押さえ込む。

「おっお客さん、強引だね」

足を踏ん張りながらも、目を細める看板猫は

母のぐりぐりマッサージが気に入った様子で目を細めている。

母はしたり顔で

「この強引さがたまんないでしょ」

と、こんどはさほど狭くない額をぐりぐり。

仕事を忘れすっかりいい気持ちの看板猫は

もっとと膝にすりすりしてくる。

「お客さん、このマッサージどこで覚えたの?うちの主人にも教えてやってくれないかな」

母はかなり猫寄り感覚なので、要求されると興味がうせるタイプ。

「はい。おしまい。じゃあね」

急に立ち上がり、砂利がざざっと音を立てる。

どの猫もそうだが、猫は予期せぬ音に異常なまでに過敏に反応する。いわゆるびびり。

「ここは君んちでしょうが。砂利の音なんて聞き飽きているだろうに何びびってるのぉ」

必要以上にびくついてしまい、その恥ずかしさを誤魔化すかのように看板猫はそそくさと店の裏へ戻っていってしまった。

店の中に入ると、ここも年末カラー満載だ。

シクラメン、シンビヂュウム、ポインセチア、コニファー、花キャベツ、白妙菊。

母とふたり、やれ丁度いい大きさのポインセチアがないねぇだとか、こっちのツルが豊かでいいわとか、あの花はたわわだからあれにするわとか、やっぱり鉢が大事よねとか、見て、触って、嗅いで、喋って、笑って、おおいに楽しんだ。

楽しんだわりに、私が買ったのは上の写真の2鉢。

すでにふたつとも名前は忘れたが、赤いのは猫じゃらしっぽい「キャットテール」的な名前だったような。

下の白い鉢カバーは以前購入してあったもので、これに合うポインセチアを探したのだが見つからず、上写真のようになりました。

となりのサンタ姿のアシスタントは、この秋福島のリカちゃんキャッスルからやってきた「美咲ちゃん」です。

「美咲」は福島出身の伊東美咲にちなんで、今、名づけました。

さて、お目当ての商品はなかったものの、楽しく買い物を済ませた私たち。

お店の扉を一歩出ると

「毎度ありがとうございました」

と、またハリのある艶やかな声が!

しかし、声はすれど姿は見えず。

「どこ?どこ?」

「ここですよ」

「え?え?」

がさがさっ。

するとモロ目の前、足の下にある植え込みから

ちょっと得意顔の看板猫が。

「そこにいたの~なあに、待っててくれたの~」

母よ。まるで恋人に甘える少女のようだぞ。

そこでまた店の入り口の前であるにも関わらず、母はぐりぐりしはじめ、猫はうっとりしはじめ・・・。

時たま看板猫は私をちらりと見、

「何を買ったんだい?」

と袋の中を覗こうとしたりして、仕事を忘れているわけではないことをアピール。

まあ、いつまでもぐりぐりしているわけにも行かず、

「じゃあね」と腰を上げると

「そこまでお見送りしますよ」

と車のところまでついてくる看板猫。

仕事熱心なのね。

それとも、母の愛あるぐりぐりの虜になっちゃった?

堂々とした見送りぶりに私も感心しつつ、

「今日はあなたのおかげでより楽しいお買い物ができました」

と心でご挨拶。

「なになに。どうぞまたいらしてくださいよ」

シッポで応える看板猫。

車の手前で立ち止まり、見送る姿勢をとる看板猫はとても紳士的。

車に花を乗せ、看板猫の温かいまなざしを感じつつエンジンをかけたその瞬間。

びくっっっ!!!(←看板猫)

あのー、毛、逆立ってますよ。

今までの紳士的態度が台無しなまでにシッポが膨らんじゃってるんですけどぉ。

私たちが乗った車がバックする頃には、もう看板猫の姿はどこかへ消えてしまいましたとさ。

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2005年10月19日 (水)

お財布物語

遠い昔の話でございます。

私がたしか10歳くらいだったと記憶しています。

あの頃は終業式の日になると、通知表の成績に関係なく、母が私と弟を駅前のレストランに連れて行ってくれました。

レストランと言っても、今のようにファミレスはなく、喫茶店と洋食屋の中間みたいなお店でした。

そのお店でスパゲッティ-とケーキを食べるのが何よりの楽しみだったのです。

その日も10歳の私と7歳の弟を連れて母は、機嫌よくバスに乗り、いつものお店で楽しく食事をしました。

さて、せっかく駅前まで来たのだから、デパートも見て行きましょう。

と、当時では夢のような展開で、子供心にわくわくしたものです。

席を立ち、会計をする母を出入り口で待ちながら、サンリオショップのことや、天津甘栗(よく買って帰った)のことを考えていると、レジから母の

スイマセ~ン、あれ~?

の声が。

母は相当慌てている様子で、布製バックをがさごそしているのです。

どうしたの?

お財布がないのよ~。

ええっ!

小銭入れはあるんだけど、お札入れがないの。

ええっ!じゃ、払えないの?

そうねえ、足りないわねぇ。

ひょえ~。だだだだいじょうぶぅぅぅ。

しょうがないから、おうちにお金取りにもどりましょう。

母はお店の人にお財布を紛失した旨を伝え、たまたま持っていた保険証を預け、今日中にお金を持ってくると約束し、お店をあとにしました。

さて、どこで財布が無くなったのだろう。

34歳と10歳と7歳は、バス停までの道すがらあれやこれやと思いつく限り口にだしてみました。

最初からバックに入ってなかった?

歩いているとき落とした?

盗まれた?

そういえば、バスの中でこの布製バックが膝からずり落ちたっけ。

母!それだよ!

でも、ちゃんと拾ったのよ。だから多分バスじゃないと思うけど・・・。

頼りない3人組みは、バス停での検証も煮詰まり、無口になっていきました。

はあ。

平日の昼間は、バスがなかなか来ません。

さっきまであんなにわくわくしてたのに、今はこんなに心細いなんて。

お財布が無くなるなんて、こんな大事件がなんで今日起こってしまうの。

台無しだよ。

あっ。バス来たっ。

7歳の弟はバスや車が大好きです。

じーっとバスが来る方向をにらんでいた様子で、遠くから近づいてくるバスから今も視線を外さずに凝視しています。

すると突然。

このバスだよっ。さっき来る時に乗ったバス!!このバスにお財布きっとあるよ!!!

ええっ。なんでこのバスだってわかるのよ~。

だってナンバーが同じだもん。ボク、バス乗る時いつもナンバー見てから乗るんだもん。だからわかるんだもん。

なーるほど。だからいつもじーっとバスが来るの見つめてるんだぁ。

感心している私をよそに、弟がバスに乗るやいなや、行きに乗った座席に一目散。

座席にもぐったかと思うと次の瞬間には、弟の手に握られた母の財布が!!

あったよ!!!!!

すごい!ホントにあった!

でかした弟!

三人で手を取りながら大騒ぎしている様子を運転手さんがぽかーん。

母が事の成り行きを説明し、発車前のバスからおろして貰いました。

すぐにスパゲッティ-を食べたお店に戻ってお金を払い、やっとほっとした私たち親子は、予定通りデパートへと足取り軽く向かうのでした。

天国から地獄からまた天国。

27年経った今も、忘れられないあの日です。

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2005年7月28日 (木)

感化したこと・されたこと *趣味編*

趣味が合うというのは、夫婦が長続きするひとつの要素になるのではないでしょうか。

相手の趣味を受け入れるということは、生活に潤いをも与えてくれます。

で、何に感化されたかというと。

メジャーリーグベースボール。

野球じゃないんです。ベースボールなんです。

もともと野球はすきだった私。受け皿は万全。

もちろん、日本人選手も応援してますが、私が魅せられたのはアメリカ人の野球を愛する心です。はい。

日本の楽しみ方と全然違うんだよね。

本当に老若男女問わず、家族みんなでとっても楽しそうにボールパークに来ているんだよね。

やっぱり、今話題の相撲に足りないのはそこだよな。国技なのに。家族愛がないんだよね。

で、私もすっかりメジャーファンということで、ここのところの旅行はシアトル・ロス・ニューヨークとボールパークめぐり。

また気持ちいいんだ。

日本のドームって、あれがよくないね。

野球はやっぱり空が見えなくちゃダメだよ。

神宮がんばれ。横浜がんばれ。千葉もね。

でも、最近とんと日本の野球を観てないなあ。

メジャー観ちゃうと、物足りないんです。

メジャーのプレーはうっとりするもの。

で、今日の嬉しいニュース。

野茂投手がヤンキースとマイナー契約。

といっても、調整登板してすぐ上がってくるらしいから、よかったね。とっても嬉しい。

イチローもすきだけど、野茂もすき。

ひたむきさに打たれるんだ。

そんなわけで、メジャー通の相方のおかげで私も渡辺満里奈よりは詳しいメジャーファンになれそうです。

そして、私が感化した趣味は・・・。

たいした趣味を持ち合わせぬ私なので、感化してないな。

こりゃ寂しい。

なにか作らないかんな。

これからの私の課題といたそう。うむ。

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2005年7月 1日 (金)

感化したこと・されたこと *食べ物編*

夫婦になって6年目。

お互いの生活の仕方や価値観にも慣れ、正真正銘の夫婦な感じになりつつある最近。

ふと気づくと、独身時代には縁のなかった物事が、今では当たり前になっていたりする。

というわけで。

感化したこと・されたこと。

今回は食べ物編で。

私は辛いもの好きです。

とくにアジアン・フードが大好き。

スイートチリソースをたっぷりつけた生春巻き。スチームドライスで食すグリーンカレー。レモングラスのきいたトムヤムクン。サンバルソースをたっぷり振りかけたナシゴレン。などなど。

こういうエスニック系は女子とつるんでわいわい食べるのが楽しいんだよね。

案の定、相方は私に連れて行かれるまでは未体験ゾーンだったようで・・・。

最初はおそるおそるだったのに、いまでは私に感化され

「パクチー多めで」

と言うようになりました。

パクチー多めって。

タイ人でも言わないよ。(わかんないけど)

で、私が感化された物は

ラーメン。

結婚以前の私は、ラーメンと言えば日曜日の昼に食べるサッポロ一番しょうゆ味、もしくは中華三昧。

ところが今では、有名店の行列に並ぶことも。

「うーん、ちょっと魚系のだしが弱いな」

なんて言っちゃったり。

ラーメンが食べたいなあ

などと思うことはそれまでなかったのに、いまではふっと食べたくなる時があるものね。影響されちゃったわ。

基本的に味覚が合うから影響受けやすい私達。食べることも好きだからなおさらそこは重要だよね。

そんなわけで、ちっとも痩せる気配のないふたり。

いつも出し抜こうと画策している私だが、成功した試しがない。

ま、一緒になってご馳走頬張ってたら無理だよねん。

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2005年5月14日 (土)

夏毛

私には姉が二匹いる。

相方の実家に住まうポメラニアンのサリーさんと、私の実家に住まう雑種猫のももさんだ。

この時期、お二方とも夏の準備に余念がなく、会うたびに少しづつスッキリスマートになっておられる。いや、実際は元々最初からそのスレンダーな身体であって、ただ薄着になっていってるだけだ。冬の間は、見事な純毛をまとっているわけで、それがサマーセーターに序々になっていくわけだ。

この間までコロコロとしてたのに、脱ぐと結構痩せているのね。

サリーさんも、ももさんもお年の割りには若々しく、まだまだ飛んだりはしゃいだり、あいくるしさも衰えしらず。

それもそのはず。

間食などせず適量の食事を規則正しく摂取し、毎日の運動・散歩も欠かさすことなく、周りの者からは毎日「いい子だ」「可愛い」の賛美を浴び、ご主人様がボディマッサージを隅々まで施す。

どこのお嬢様のお話ですか?

いやもう、そのくらいじゃないと、アンチエイジングにはなれないわけなのよ。

負けている。

勝つ気はないけど負けている。

私より30歳以上も年上の姉さんたちに負けている。

「ゆきみもそろそろ夏毛になれば?」

姉さん、これ毛じゃないです。

肉です。

なかなか脱げないんです・・・・・・・。

「夏毛制度」私にもあったらなああああああ。

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